本当の地震対策を考える
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本当の地震対策を考える …運は準備を怠らなかった人に味方する!
 被災してマスコミと一緒に「対応が悪い!」と騒ぎ立てても解決しません。家族を失った場合は尚更でしょう。大災害に国がいつも支援出来るとは限りません。自分で備えて運を呼びましょう。

@備蓄するもの(重要度:やや小)
A転倒防止他(重要度:やや小)
B戸建住宅で考えるべきこと(重要度:中)
C共同住宅で考えるべきこと(重要度:中)
D立地選びの注意点(重要度:大)
E過去の大地震では何が起きたか?

累積震源/ NHKラジオ / 伝言ダイヤル/ ▲デジタルハザード[ 津波/ 崖崩/ 高潮/ 洪水 ]


★岩手・宮城内陸地震(2008年 M7.2)
 ダム後背地が大規模崩壊した。ダム崩壊もあり得た。 (写:林野庁)


@備蓄するもの(重要度:やや小)
 避難所も常に機能するとは限りません。超広域大地震の場合、交通インフラが喪失し、長期間救援が来ない可能性があります。必要資材・機材・食料は自分で備蓄しておきましょう。備蓄は1ヶ月分を目標にしましょう。


▲単3充電池
 懐中電灯、ラジオなどの非常用電池です。単3の器具に統一し、2〜3ダース用意しましょう。筆箱などに充電した順に並べておいて、先に充電したものから普段遣いすると充電状態が維持できます。電池は高容量のものに順次切り替えると良いでしょう。その際、メーカーを変えると識別が容易になります。


▲スマホ充電器
 非常時に電池からスマホに充電できます(単3)。


▲懐中電灯
 点灯しなくなることが良くあります。操作が単純で故障のないもの、低輝度で長時間使用可能なものを選びましょう(単3)。


▲LEDランタン
 部屋全体を照らす照明も必要です(単3)。


▲携帯ラジオ
 ラジオがあればスマホの電源を節約できます。(朝日電気製:単3)。


▲簡易ソーラー
 スマホや電池に充電するためのものです。差し込みの形状確認を忘れない。予備の単3充電池が20本程度あれば不要でしょう。


▲室内避難用靴
 地震で家の中が散乱すると上階から裸足で避難することが難しくなります。二階・三階の家具で埋もれにくい場所に避難用の靴を用意しておきましょう。


▲折りたたみポリタンク
 最低20L二ケは用意しましょう。


▲非常用トイレ
 断水してトイレは使えなくなるので必須です(1枚×30日×人数)。


▲トイレットペーパー
 通常使用と別に非常時用のトイレットペーパーを確保しておきましょう(適宜)。


▲厚手ゴミ袋
 汚物保管用に少し厚手のゴミ袋を用意しましょう。汚物はベランダなどに仮置きすることになるでしょう。


▲カイロ(使用期限3年)
 暖房用です。使用時間・熱量とも大きなものを選びましょう。2年程度で劣化します。古いものは風邪の初期段階で肩に貼るなどすると有効です(1×日数×人数)。


▲着火マン
 料理や暖を取るのに必須です。


▲固形燃料(600g 2ヶ程度)
 時々温かいものを飲んだり、食べたりするとき使います。缶入りでないものは保管時に気化するので危険です。ビニール袋に密閉してあっても同様です。(燃焼時間:110分/ヶ)。


▲キャンプ用ナベ他
 薄く、小さいナベが燃料効率上有利です。


▲紙製お皿
 水が無くても使えます。サランラップを張り替えて使うことも考えましょう(3枚×日数×人数)。


▲屋根養生用シート
 戸建てなら、厚手で大きめのシートを用意しておきましょう。大災害時には手に入りません。屋根上に上がらなくて済むよう、凧糸を屋根越しに反対側に投げ、凧糸→ロープ→シートの順に引き上げます(3×4間 数枚)。


▲トラロープ
 屋根にかぶせるシートを引き上げ固定するためのものです。凧糸→ロープ→シートの順に引き上げ、ロープで固定します(50m×2)。


▲テント
 自宅も避難所も利用できない場合に備えテントを用意するのも良いでしょう。杭を打つ必要がないものを選びましょう。


▲家庭用井戸
 敷地に余裕のある郊外の住宅なら井戸を掘っておくのも有効です。手押しポンプに限ります。飲用不可でも役立つはずです。費用も大したことはありません井戸工事


▲ミネラルウォーター(賞味期限5年用)
 最低半月〜1ヶ月分用意しましょう(2L×日数×人数)。


▲アルファ米(賞味期限5〜7年用)
 最低半月分用意しましょう(3ヶ×14日×人数)。火が使えない場合を想定し、そのまま食べられるか水で戻せるものを選びましょう。ほんの少し空腹を満たせれば良しとしましょう。永谷園のものが多少食べやすいようです。


▲ホエイプロテイン(賞味期限2年用)
 良質な動物性タンパク質です(30食分1kg袋×人数)。水に溶かして飲みます。30gカップ一杯で一日分のタンパク質が摂れます。普段から慣れておく必要があります。これがあればアルファ米は少量で済みます。シェーカーも必要です。


▲シーチキン缶詰(賞味期限3年用)
 主食の一部と考えましょう(1ヶ×14日×人数)。飲み水節約のため味が薄いものを選びましょう。缶詰は賞味期限は無視して構わないでしょう。


▲カレーなど(賞味期限5年用)
 気分転換用に用意します(1ヶ×日数×人数)。水で戻せるものを選びましょう。


▲菓子類(賞味期限5年用)
 気分転換用に用意しましょう(適量)。


▲コーヒー他(賞味期限3年)
 気分転換用に用意しましょう(適量)。


▲常備薬
 大事な薬は1ヶ月分は備蓄しましょう。平時に使用量を減らして備蓄すれば良いでしょう(薬は体にとっては有害物質でもあります)。


▲現金
 役立つか分からないですが、念のため5万〜10万円程度の現金を用意しておきましょう。100円玉、500円玉などの小銭だと貯めやすいし、使ってしまうことがありません。


▲備蓄リスト
 備蓄リストを作っておくとタイムリーに買い替えたり、廃棄することなく消費できます。更新が必要なものだけ別の箱に保管すると面倒がなくなります。



日本人の魂(梅原猛) を読んでみる
 この本を読むと(読んでおくと)、日本人がずっと抱いて来た死生観が分かります。万一家族が災害や不慮の事故、あるいは病死した場合などに多少受け入れやすくなるはずです。魂は直ぐに天に昇ったと思えば、亡骸(魂がないのが亡骸))発見に拘る必要がなくなります。


@備蓄するもの(重要度:やや小)
A転倒防止他(重要度:やや小)
B戸建住宅で考えるべきこと(重要度:中)
C共同住宅で考えるべきこと(重要度:中)
D立地選びの注意点(重要度:大)
E過去の大地震では何が起きたか?


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