@備蓄するもの(重要度:やや小)
■津波で流される家屋
地震は強くなく、油断しているところへ突然大津波に襲われた(写:Wikipedia)。吉村昭の
三陸海岸大津波に詳しい。
■岐阜県根尾谷水鳥の断層
内陸地震としてはM8は最大級。上下6M、左右8mの変位が生じた(写:Wikipedia)。
■全壊した家屋
ほぼ壊滅状態だった(残った建物は建物ごとずれている)。大きな地表変動は現代の都市やインフラに計り知れない被害を及ぼす可能性がある(写:災害カレンダー)。
■地震による地盤の変位
震源(相模湾)に近い房総・湘南では4mに及ぶ地表変動があり、東京より甚大な被害が生じた(図:藤井他)。
■小田原駅で転覆した機関車
大半の列車が脱線した。転覆も各所で発生した。
阪神淡路大震災でも同様だった(写:鉄道旅行地図帳)。
■津波襲われた尾鷲
2年前には愛知県の三河地方で三河地震が発生し、多くの死者が出たが、戦争中であり、秘密にされた(写:読売新聞)。
■東南海・南海地震震源域
2年の間隔で二つの巨大地震が発生した。東海地震は発生しなかった(図:ウエザーニュース)。
■地震による地盤の変位
巨大津波に襲われた高知県須崎湾(図:高知新聞)。
■6階がつぶれた神戸市役所(阪神淡路大震災)
柱の鉄骨鉄筋CONから鉄筋CONに変わった6階がつぶれた(写:)。
■阪神電鉄石屋川操車場
地震発生が早朝(5:46)でなかったら、多くの脱線転覆事故が発生したはず。
(写:神戸新聞)。
■倒壊した阪神高速道路
倒れるべくして倒れた一本足、頭でっかちの高架。
(写:神戸新聞)。
■宮城荒砥沢ダム背面大規模崩壊
崩れてはならないダム後背地が幅800m*長さ1400mにわたって崩壊した。幸い手前のダムは排水されていたので被害を免れた。
(写:林野庁)
■東日本大震災の震源域(滑り破壊面)の海底水平変位
海溝近くは最大50m変位したとされる。滑り破壊面が陸に近い場所だったら想像を絶する被害が生じたはず(図:国土地理院)。
■気仙沼湾に広がった油火災
湾周辺の22基のタンクが破壊され、大量の重油・軽油・ガソリンなどが流出し、炎上した。
(写:河北新報)。
■破壊された田老町の高さ10mの防波堤。耐えた場所も津波が乗り越えた。元々明治三陸大津波はこれより高かった。
(写:毎日新聞)。
■崩壊した福島藤沼ダム
ダム決壊により下流で死者7名、流出家屋11戸、床上・下浸水55戸の被害が出た。仮に現在の設計であっても、地震動は想定通りにはならない。
(写:朝日新聞)。
■崩壊した熊本市府領第一橋
耐震補強も形だけが多い。スパンが連続しているスリムな橋は、橋脚が一箇所沈下すれば崩壊する。
(写:日経新聞)。
■倒壊した家屋が道をふさいでいる(熊本県益城町)。震度7二回が問題ではない。耐震性が高い家屋なら形は保つはず。
(写:毎日新聞)。
■倒壊した自動車ショウルーム
三階建て程度の建物の一階がつぶれるのは情けない。見掛けは新しくても古い建物で、柱縦筋を囲む鉄筋のピッチが粗く、また端にフックが無かったと思われる。
(写:産経新聞)。
■ピロティがつぶれた第2京町台ハイツ
ピロティがある建物はつぶれるべくしてつぶれる。この建物は公費で解体し、土地を売却できた。マンションは震災時の組合理事達が優秀でないとどうなるか分からない(写:日経THEC)。
@備蓄するもの(重要度:やや小)